天気を知るインテリア！

公開日：2015/06/09

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お天気を知るための道具をインテリアにしちゃったぞ！というアイテムをいくつか紹介したいと思います。
まずは歴史あるストームグラスから。

STORM GLASS（ストームグラス）って？

ちょいと昔のヨーロッパで使われていた気象観測機器。つまり天気予報の道具。複数薬品ををガラス管に詰めたもので、沈殿の状態や結晶のでき方など、ガラス管内の様子を観察する事で気象予報する道具。天気管とも呼ばれる。当時の漁師や航海士に親しまれていた。

ストームグラスの魅力は天気予報の信頼性ではなく、その美しい結晶の変化にあります。気温・気圧など様々な外的要因で姿を変えていく結晶達はまさに動くアート。

STORM GLASS

How to make a STORM GLASS to predict the weather!
ストームグラスを自作したよーという動画。結晶が降り注ぎ循環する様子に見蕩れてしまう。
自作するのにネックになるのは材料となる「硝酸カリウム」の購入。購入時に身分証明の提示や誓約書に用途を記入等あるようですが、そこさえクリアしてしまえば他の材料は身近で手に入るものばかりとのこと。でも自作なんて面倒という方が大半のはず。そんな方々に向けて次の商品が販売されています。

Tempo Drop

Perrocaliente　「Tempo Drop」
このTempo Drop（テンポドロップ）はストームグラスをインテリアとして商品化したもの。4000円くらい。性質上温度の高い夏よりも冬の方が結晶ができやすく美しいとの事。動画では美しさがいまいち伝わらないけど、寝室においてＬＥＤでライトアップしたり工夫すれば相当キレイなインテリアになるかと思う。
楽天でも売っている。美しいフォルムだ。

晴雨予報グラスのタイムラプス

台風タイムラプス晴雨予報グラスと空
晴雨予報グラスは気圧の変化によるガラス管の水位で天気を予測する。ようするにただの気圧計なんだけど、形と色を整えれば立派なインテリアになるぞという好例。早送りでみると水位の変化が凄く良く分かって楽しい！台風の日はコロッケじゃなく晴雨予報グラスだな！
これも楽天にありました。お値段も1300円くらいと非常に安い。

Tempescope（テンポスコープ）

Tempescope, a box of rain in your living room
Tempescope（テンポスコープ）はネット回線などから受け取った天気情報を箱の中に再現する装置。ライトも実装されており、雷や夕焼けなども再現できる。ネットからの情報しだいで、天気予報の結果だけでなくあらゆる場所・時間の天気を再現できるわけだ。フォトビューワーなどと連動して、写真を撮った場所と時間から天気を再現するような仕組みも考えられているようで、今後ますますアイディアが出てきそう。

残念ながら現在はまだプロトタイプだが2015年開発資金調達予定とのことなので、そう遠くない未来に商品化されるようだ。

曇りのときはアクリルの箱の中に実際に雲ができていく。
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