回転のぞき絵「ゾートロープ」が進化！ジブリのトトロやトイストーリーの立体ゾートロープが面白い！

公開日：2014/10/13 最終更新日：2015/07/16

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ギリシアで「生命の輪」という意味を持つ「ゾートロープ（ゾエトロープ）」。
（英: Zoetrope、仏: Zootrope）
日本では「回転のぞき絵」と呼ばれ、走馬灯とパラパラ漫画を合わせたような仕組みでアニメーションを再現する器具である。

で！

それが地下鉄に応用されたのが1980年。まずはコチラを。

1980年9月ニューヨークブルックリン地区の地下鉄に”Masstransiscope” と呼ぶ線形ゾエトロープを設置

１５秒からちょっと観ればＯＫ。
乗客の目を楽しませる面白い効果が出ていますね。

んで！

それが平面から立体に進化したものが立体ゾートロープ！

三鷹の森ジブリ美術館にも3次元フィギュアのゾエトロープである「トトロぴょんぴょん」が設置されています。（今回の動画でも少し観られます）
その動きっぷりに感銘を受けたピクサー・アニメーション・スタジオが負けてなるものかと拵えたのがトイストーリーのキャラクターで作った立体ゾートロープです。

窓やスリットから覗き見る代わりにストロボを発光。
瞬間瞬間を観ることで動いているように見えるわけです。
扇風機の羽の回転をみていると止まって見えたり逆回転にみえたりするアレと似ていますね。

回転のぞき絵「ゾートロープ」が進化！ジブリのトトロやトイストーリーの立体ゾートロープが面白い！

Pixar’s Zoetrope
トトロは４８秒から。
トイストーリーは１分１０秒から。

ジブリ美術館に行ったよ！てな感想を読んでいると、一番人気は大概この「トトロぴょんぴょん」。
２０１３年の大改修でキレイに蘇ったので興味のある方はローソンでチケット買ってジブリ美術館の地下展示室へＧＯ！

こちらは別の立体ゾートロープ。チョコレートバージョン！

Spinning Chocolate Cake Will Certainly Make Your Day
後半のストロボが強いので注意して御覧下さい！
１４秒あたりから。

おまけ：自転車の車輪を使ったゾートロープ。これ作りたい！

１分１０秒くらいからが良いかも。

追記：ゾートロープのオモチャ、BusyBody Animated Illusionが発売！

BusyBody Optical Illusion Toy
ターンテーブル上に配置された１０体の人型人形は、くにゃっと曲げてポーズを変える事ができる。うまいこと１０人のポーズを作って回転させれば、奥に設置された鏡でアニメーションするという仕組み。ストロボの変わりに鏡を使うのは実に頭のいい方法だと思いました。値段も日本円で３０００円くらいなので手頃。ここのショップで売ってました。
https://www.vat19.com/item/busybody-quick-pose-animated-illusion-toy