同時に２つのメロディーを歌う驚愕のシンガー！アンナ·マリア·ヘーフェレ(Anna-Maria Hefele)が話題沸騰中！

公開日：2014/10/07 最終更新日：2014/10/12

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いろんなメディアで大拡散中のこの動画！聴いてみたら本当にビックリした！
自分ひとりだけでハモれちゃうという驚きのシンガー「アンナ·マリア·ヘーフェレ」。
そのパフォーマンス動画を観て聴いて欲しい！

彼女のハミングは２種類のメロディーを持っていて、その奇跡のサウンドを聴いた者は２つの驚きに襲われる。
１つ目は純粋に音色の美しさ。その透き通った音色とハーモニーに驚いてしまう。
２つ目は何故こんな事が出来るのか？という知的欲求に基づいた驚きだ。

ともあれ彼女のサウンドを聞いてもらいたい。

同時に２つのメロディーを歌う驚愕のシンガー！アンナ·マリア·ヘーフェレ(Anna-Maria Hefele)が神秘的すぎる！

２分４０秒ごろから聞くのがオススメ。圧巻のポリフィニックシンギング！

動画内容は、

「１つのボイスで２つの音を出すよー」
「倍音使ってこういうこともできるよー」
「こんなこともできちゃうよー」

というテクニック紹介なんだけど、こんなの説明されても誰もできない！(笑)

なんて思ってたら、彼女はオーストリアでワークショップを開いているらしい。
ということは練習すれば誰にでも出来る可能性があるって事なのか。
凄いな・・・。凄いよ。

いったいどうやって歌ってるの？

テクニック的にはモンゴルに伝わるホーミーという喉歌を発展させたものだと思います。
英語のｒ（アール）の発音で「うぃ～」と言いながら喉を絞っていくと、基本の音程とは違う高い音が鳴り始めるので、
それを利用して歌います。それがホーミー。慣れてくると馬頭琴とか弾きながら歌っちゃう。

基本の声の倍音を目立たせるように発生する唱法で、音程を気にせずに出すだけならスグに出来ちゃう人も多いものの、メロディーまで奏でられるようになるには相当な練習が必要です。

・・・と、ここまではホーミーの話。

だからさー！アンナ·マリア·ヘーフェレさんは、どうやって歌っているの？

す・・・推測ではあるのですが、
喉からは基音をオミットした倍音を出しつつ、口からは普通に歌っているのではないかと。

ホーミーで倍音を出して
元の唸り声を限りなく小さくして
口からは普通に歌う

もしくは、ヴァイオリンとかギターでのハーモニクスに近い方法で、
ハーモニクスを出しながら基準の音も出して、その両者で２つのメロディーを奏でる。。。
う～ん、これは少し違うかな。もうわかんないや！

ともかく倍音を駆使していますっ！

適切な解説ができなくてゴメンナサイ。でもホーミーのテクが使われているのは間違いないです！

アンナ·マリア·ヘーフェレさんの他の動画もYOUTUBEにありましたので紹介しておきます。
Anna-Maria Hefele / Obertongesang

後半には彼女のノーマルな歌声を聴くことができます。
普通に歌っても美しい歌声です・・・。

よくみたら、この動画にはクリエイティブ・コモンズ表示ライセンスがついてる。
これは再利用を許可するってこと。
今回の動画もそうだけど、彼女は自分をセールスするテクニックに長けてるなぁ。
アーティストたるものこうでなくてはっ！

最後にもうひとつ、彼女の動画を。
彼女の歌声と珍しい楽器ばかりの演奏集団です！
RITUS

口琴！
ボタン式ヴァイオリン！
横置きハープ！
白黒反転２段ピアノ！
そして彼女の倍音ソング！
なにこの珍しい楽器群は！？それだけで面白い。純粋に面白いぞ。
この動画では２音発声はしていないものの、彼女の歌声は実に魅力的で、他楽器の個性に負けない１つのソロ楽器として完成されています。
ああもう、私の心は彼女に持っていかれた。ファンになってしまった。今日はもう仕事できない。(笑)

彼女の公式サイト：Anna-Maria Hefele
彼女のフェイスブック：https://www.facebook.com/amoberton
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