タツノオトシゴの赤ちゃん！小さくてもママと同じ形！

公開日：2015/07/16

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テネシー水族館で生まれたタツノオトシゴの赤ちゃん。クリアな映像で可愛い姿を観てみよう！

タツノオトシゴの赤ちゃん！小さくてもママと同じ形！

尻尾で海草に体を固定する技。誰にも教わってないのに生まれたときからできる！
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尻尾の巻き具合も大人のタツノオトシゴと同じ。
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表情豊かなタツノオトシゴのママ。目が可愛いぞ！
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タツノオトシゴについて

タツノオトシゴは英語では「Seahorse」。横から見た姿が馬っぽいのでSeaのhorseと呼ばれている。
日本での別名は山ほどある。Seahorseと同じ名づけ方の「ウミウマ（海馬）」「カイバ（海馬）」に始まり、「ウマノコ（馬の子）」「ウマノカオ（馬の顔）」「リュウノコマ（竜の駒）」「ウマヒキ（馬引き）」「タツノコ（竜の子）」などなど。馬もしくは竜に見えたんだなーということが良く分かります。

タツノオトシゴって何なの？魚？甲殻類？

タツノオトシゴは立派な魚。早く泳げないし見た目は蟹とか海老っぽいけど、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に属する魚。・・・なんて言われても「トゲウオとかヨウジウオって何だよ、知らないよ！」という方が大半だと思われるので画像を貼っておきます。

この子がヨウジウオ。サンゴの上でエサを探している。なるほど、ちょっとタツノオトシゴっぽい！
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youtube

タツノオトシゴはオスが子供を産むって本当？

あらゆる全ての動物・生物はメスが出産する（卵を産む）。ということでタツノオトシゴも卵を産むのはメス。
では何故タツノオトシゴは「オスが出産」とか「妊娠する雄」と言われるのか？その答えは、メスが卵を産む場所にある。

タツノオトシゴはオスの育児嚢（いくじのう）に卵を産む

タツノオトシゴのオスには、カンガルーの袋と同じような袋があり、メスはその育児嚢に産卵する。大事な卵を雄に託しているわけだ。愛の結晶を託された雄は卵が孵り稚魚になるまで育児嚢の中で育てていく。稚魚がある程度の大きさになると、雄は一生懸命「いきんで」育児嚢から稚魚を一匹一匹放出する。その姿が「雄の出産」と言われる理由である。

タツノオトシゴの純愛

タツノオトシゴのカップルは生涯パートナーを変えません。その純愛ぶりにあやかり彼らの干物は「夫婦円満」「安産」のお守りとされています。（干物ってのが可哀想だけど、可哀想ついでに書くと、彼らの体は漢方生薬として利用されています。効能は滋養強壮・精力増強等よくあるタイプ。そんなこんなで乱獲されて数が減っているため、天然のタツノオトシゴの数に影響を与えないように養殖も行われています。）

生涯同じパートナーで暮らすタツノオトシゴのカップルは、メスがオスの育児嚢に産卵するとき抱き合ってハートの形を作ります。

オス「だいしゅきー！だいしゅきー！」
メス「わかってるから、早くハートを！」
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