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つい見てしまう振り子の波!15個の振り子が1分後にシンクロするぞ!

公開日: 

20160514051352
ハーバード大学が6年前に公開した振り子実験動画。長さの違う15本の振り子を同時に起動させて波を作っていく様子が記録されている。ることで、様々な波を描いたりバラバラに動きながらも、起動からピッタシ1分後に全てが元の位置に戻るという作り。物理の美しさが垣間見える面白実験装置なのだ!

1分後に再び同期する振り子の仕組み

それぞれの振り子は厳密に長さを調節して以下のように作られている。
・1分に65回往復する振り子。
・1分に64回往復する振り子。
・1分に63回往復する振り子。
~(略)
・1分に52回往復する振り子。
・1分に51回往復する振り子。

これら15本を同時に動かす。全ての振り子が1分で指定回数だけキッカリと往復するように作られているわけだから、1分後に全てスタート位置で揃うのは当たり前。当たり前なんだけど・・・当たり前の事に感動できるのが物理の面白さなのである。

それでは動画を観てみよう!

ペンデュラム・ウェーヴ(Pendulum Wave)

少しずつ長さを変えた振り子を並べて吊るし、同時に揺らせて振り子が作る波を眺めて楽しむ仕掛け。だんだんと揺れる速さに差が出て、全体を見ると波のよう動きになっていくのが「振り子の波」ペンデュラム・ウェーヴの名前の由来。

つい見てしまう振り子の波!15個の振り子が1分後にシンクロするぞ!

Pendulum Waves

一斉に同時に揺らし始める!動画では26秒時点でスタートしている!26秒ってのを覚えといて!
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数々の波を描く振り子。振り子の波と呼ばれる由縁だ。
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バラバラの動きで揺れている振り子だが・・・
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スタートがら1分後、動画では1分26秒のときに動きが揃う!面白い!
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ボーリングの玉を使った振り子の波(ペンデュラム・ウェーヴ)実験

Pendulum Wave Demonstration

こちらはボウリングの玉を使った同様の実験。振り子の長さが長いので、動きが収束する周期は2分30秒くらい。ボウリングの玉が下を通過するときに音が鳴る仕組みになっていて周期のズレを耳でも確認できるようになっている。

なんだか、こういう動画をボーっと観ていると脳が覚醒するような感覚を得られるときがある。トランス状態とでも言うのだろうか。正直、ちょっと怖い。(笑)

ちなみに!
振り子の長さを25cmにすると1往復が1秒の振り子になります。
振り子の長さを100cmにすると1往復が2秒の振り子になります。

厳密には少し違うけれど、何かの役に立つかも知れないので覚えておこう!

■関連動画:真空部屋の落下実験!同時に落下する羽とボウリングの玉を見て喜ぶブライアン·コックス教授が可愛い!

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