移動能力の無い植物が生息分布を拡大させるには種子を遠くへ散布する必要がある。散布方法として「爆発（はじける）」を選んで進化してきた植物達の爆発スローモーション動画です！

はじけて爆発する種といえばホウセンカでしょうか。はじける寸前のパンパンになった果実は手で刺激を与えるとバーンと炸裂するのです。そのせいかホウセンカの花言葉は「私に触れないで」(笑)。
島倉千代子の鳳仙花という歌でも種がはじける事に関連した歌詞が付いています。加藤登紀子の赤い鳳仙花でも同様ですね。ホウセンカがはじけて爆発することは有名だということがわかります。

さて、では、ホウセンカではないですが、いろいろな植物の爆発をご覧下さい！

爆発植物が美しい！種子を飛ばすためにハジける瞬間の映像！

Unbelievable Footage of Exploding Plants

水滴の刺激ではじけてる！

スローモーションなのに飛び散るのが速い！

はじけた他の種が刺激となり、連鎖爆発！

こちらも連鎖爆発！植物ってスゴイ！

はじける以外の種子の散布方法

ここらで少しお勉強。爆発で種を飛ばす以外の散布方法を整理してみましょう。

風で運ぶ

誰もが知っているタンポポは綿毛が風に乗り、遠くへ遠くへ種子を飛ばします。

水で運ぶ

落花生が軽く、鞘の中に空気がおおく含まれているのは水に流されやすいようにする為。

海流で運ぶ

マングローブは胎生種子いう散布方法で、アスパラガスのような実が母体上にぶらさがり、根が伸びてから落下して地面に突き刺さるという変った増え方。根が出ているし落下時に地面に刺さるので根付きやすい。必然的に母体の近くに根付くことになる。
ここ見るとわかりやすいです→レンボンガン島でマングローブ観察～その3
あと、ココヤシの実は別の海岸に流れ着くことで有名。

動物が運ぶ

種ごと動物に食され排泄物として散布されたり、オナモミ（ひっつきむし）のように動物の毛にくっついて運んでもらうものも。

以上、はじける植物の奥深くワイルドな種子散布方法でした！

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